『古事記の構造』

イザナギ、イザナミの国づくり

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初めは抽象的な存在であった神様が、次第に男女に別れていきます。天津神はイザナギノミコト、イザナミノミコトに「このただ在る国を修め、理(つく)り、固め、成せ(※修理固成)と命もちをおくだし、天の沼矛をお渡しになります。二神はこの沼矛を桶に突き刺してかき回し、引き上げると、矛の先から塩をしたたり落ち、島となります。これがオノゴロ島です。オノゴロ島で結婚したイザナギノミコト、イザナミノミコトは次々と島を生みます。 

※(しゅりこせい)

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