『古事記の構造』

オホクニヌシと稲羽の素兎

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オホクニヌシノカミには兄弟が八十神(大勢の神々)がいらっしゃいました。八十神(ヤソガミ)は八上比賣(ヤガミヒメ)と結婚しようと、オホクニヌシノカミを従者として率いて、稲羽(いなば)へ向かいます。

※稲羽=因幡。現在の鳥取県。

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ここでウサギの神託(オラクル)がくだります。
「ヤソガミは、ヤガミヒメと結婚できないでしょう。従者である兄弟オホクニヌシノカミが結婚するでしょう。」

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