『古事記の構造』

天の岩屋戸

 

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タケハヤスサノヲノミコトの横暴に腹を立てたアマテラスオホミカミは天の岩屋戸をひらいて、中にお隠れになります。すると世界は闇に包まれ、悪い神々が騒ぎはじめて、悪い事が起こり始めます。天の神々は天安河(あめやすかわ)に集まって、オモイカネノカミを中心に協議します。祭祀(さいし)にあたる神々が集まり、供え物が並べられ、アメノウズメノミコトの踊りがはじまると、神々はおおいにお笑いになりました。その笑い声を不思議に思い、そっと岩戸を開けたアマテラスオホミカミを、アメノタヂカラヲノカミが岩屋(いわや)の外に連れ出し、世界に太陽の光が戻ってくることになりました。

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